味覚の役割

今回、味覚の役割について投稿します。

 

①栄養になる物質(食べ物)を摂取し、有害な物質(食べ物)を拒否し生命を保持する。

これは、栄養のある食べ物を食べたいという欲求を起こさせることです。例えば、頭を使い疲れてしまったら脳の栄養になる甘いものが欲しくなることです。しかし、毒を連想させる様な味は吐き出す反応を示します。苦味は生き物にとって有害なモノと認識されるため、ピーマンなど苦い食べ物が嫌いな人が多いのはこのためです。

 

②唾液、胃液、膵液の分泌を制御する

例えば、酸っぱい食べ物が口の中に留まり、ずっと酸っぱい状態が続いたとします。すると酸っぱい、イコール、酸がある状態なので、歯が溶けて酸蝕症(細菌が作った酸で生じたものが虫歯または齲蝕、食べ物や薬品の酸で生じたものが酸蝕症)になってしまいます。そのため、唾液がたくさん分泌され、酸を唾液によって洗い流す反応をするのです。

 

③飲食物を味わう

美味しい飲食物を味わうこと、これこそ人間特有であり、複雑な味覚に繋がっているのです。

 

今後も投稿をしていきますので、宜しくお願いします。

 

味の世界に明確な物差しを  味覚マイスター

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