飲食物の摂取で生じる味覚は甘味、塩味、酸味、苦味の4種類があります。
(現在は研究が進み旨味があり、また、カルシウムにも味が存在するのではと言われています)
4種類の基本味として代表的なものとして甘味、塩味、酸味、苦味があります。
そして、ヒトの感じられる最低の濃度として
ショ糖(甘味) ; 0.34%
食塩(塩味) ; 0.058%
塩酸(酸味) : 0.0033%
硫酸キニーネ(苦味) ; 0.0006%
以上となっています。
この様に濃度を見てみると
甘味と塩味は酸味、苦味と比べて濃度がそこまで低くないです。これは危険な甘味と塩味を含む食品がほぼない事から敏感にする必要がなかったという進化の過程です。
しかし、以前のブログにて書きましたが、酸味の感じる濃度が低い理由として、濃度の高い酸がある状態は生物にとって危険です。また、苦味は生き物にとって毒物と認識されます。
よって、低い濃度でも感じられ、吐き出せる様になっているのです。
そして、味覚振興協会のロゴの上の部分にも4色があり、4つの味を表しています。